K2逮捕・K1拳銃自殺未遂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:57 UTC 版)
「大牟田4人殺害事件」の記事における「K2逮捕・K1拳銃自殺未遂」の解説
2004年9月22日午前1時前、福岡県警捜査一課・大牟田署はCの遺体を馬沖橋から諏訪川に遺棄したとして女K2を死体遺棄容疑で逮捕したが、K2はその後取り調べに対し「4人を殺害した」と供述し、既に遺体が発見されたC以外について「A・B・Dの3人をAの車ごと川に捨てた」と供述した。その供述通りA・B・Dの3人が行方不明になっていたことに加え、福岡県警に対し「金の貸し借りを巡りK2・Aの両者間にトラブルがあった」と情報提供がなされたため、県警は80人態勢で行方不明となった3人の発見に全力を挙げつつ、金銭トラブルの真偽について確認を急いだ。 一方で9月22日午前9時過ぎ、K2の夫K1が大牟田署2階の刑事課を訪れ「妻が逮捕された理由を聞きたい」と申し出たため、大牟田署捜査員が取調室で約1時間にわたり1人で机を挟んでK1に事情を話していたが、午前10時16分ごろになってK1が突然拳銃を取り出し、銃口を自身のこめかみに当てて1発発砲し自殺を図った。K1は命に別状はなかったものの病院に搬送され治療を受けることとなったが、その動機は「事件に強く関与していたK1が自殺を図ることで捜査を攪乱する意図があった」と推測された。 2004年9月23日付で福岡県警は連続殺人・死体遺棄事件として大牟田署に捜査本部を設置したほか、逮捕した被疑者K2を死体遺棄容疑で福岡地方検察庁久留米支部に送致した。
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