A家次男死亡・死体遺棄事件(2011年7月)(起訴案件)
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「尼崎事件」の記事における「A家次男死亡・死体遺棄事件(2011年7月)(起訴案件)」の解説
このE・F家の乗っ取りのさなかの2011年7月25日、Xが財産目的で介入していた家族から預かっていた女児の胸をA家次男が触ったことに怒ったXはKらと共にA家次男に暴行を加えベランダの物置に監禁した 。X、K、Lらがさらに暴行を加え7月27日にA家次男は死亡した。XらはA家次男の遺体を尼崎市内の倉庫に運び、ドラム缶に入れた上でセメントを流し込んで放置し、その後11月4日ごろに倉庫から運び出してドラム缶ごと岡山県備前市の海中に投棄して遺棄した 。2012年10月に関係者らの証言に基づき、遺体が発見された。 この事件では、X、H、I、M、J、K、L、Nの8名が共謀してA家次男の死体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕、同罪で起訴された。さらに、共謀してA家次男を殺害したとして、殺人と逮捕監禁容疑で、X、H、I、M、K、L、Nら7名の逮捕するが、Xはその後に自殺したため、被疑者死亡で不起訴処分になり、それ以外の6名が同罪で起訴されている(死体遺棄罪で起訴されたJは、死亡前後、岡山県に滞在していたため、死亡事件への関与は認められなかった)。なお、H、I、Mの3人は、裁判では殺人罪は成立せず傷害致死罪が成立すると認定された。
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