H・I・M被告人裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:19 UTC 版)
一審:裁判員裁判(初公判2015年5月13日~判決公判2015年9月16日) 2015年5月13日、H・I・Mの裁判員裁判の初公判が神戸地裁で開かれ、3名とも起訴された罪のいくつかは認めたが、3件の殺人罪についてはいずれも否認した。 2015年9月16日、神戸地裁(増田耕児裁判長)は3被告人ともA家次男死亡・死体遺棄事件の殺人罪については「数日で死亡する危険性の認識があったとはいえない」などとして傷害致死罪を適用したが、その他の罪については全て有罪と認定し、3被告人ともに懲役30年の求刑に対して、懲役21年の判決を言い渡した。裁判員在任期間は過去最長の140日間に及んだ。Hは控訴せず懲役21年が確定。I、Mの2名が判決を不服として控訴したが、後にMは自ら控訴を取り下げ懲役21年が確定。 2018年6月20日、最高裁第一小法廷(小池裕裁判長)がIの上告を棄却する決定を出したため、懲役21年が確定。
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