Hi-Motion(ハイモーション)シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:51 UTC 版)
「ナックイメージテクノロジー」の記事における「Hi-Motion(ハイモーション)シリーズ」の解説
世界初の放送分野向けウルトラスローカメラシリーズであり、三板センサー式・フルHD対応など、放送マーケットに特化したシステム構成となっている。ウルトラスローカメラとしては従来の常識では考えられない三板センサー方式の採用、常時プログレッシブ収録機能などを盛り込み、既存の単板式ウルトラスローカメラで問題視されることが多かった解像力、色再現性、ノイズの問題を大幅に改善した。従来のようにCM、映画、テレビドラマなどで使用されているほか、スポーツ中継用途で世界中で広く使用されており、光ケーブルによる長距離映像伝送やリモート制御機能、オーディオ通信機能など、中継用途で標準的に必要とされる様々な機能を搭載している。また、レンズマウントが放送業界標準のB4マウントとなっていることから、放送局が所有しているレンズがそのまま使用できる点も特徴となっている。需要と供給のバランスから開発・製造コストのかかる三板センサー方式のウルトラスローカメラを開発する他メーカーはなく、異色のウルトラスローカメラといえる。
※この「Hi-Motion(ハイモーション)シリーズ」の解説は、「ナックイメージテクノロジー」の解説の一部です。
「Hi-Motion(ハイモーション)シリーズ」を含む「ナックイメージテクノロジー」の記事については、「ナックイメージテクノロジー」の概要を参照ください。
- Hi-Motionシリーズのページへのリンク