歴史教科書採択問題
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2001年、2002年の県立中学(中高一貫校)、県立学校の教科書採択に際し、注目された歴史教科書について、賛否両論があるなか、「扶桑社版がベスト」と発言。県教育委員会は扶桑社版(いわゆる「つくる会」教科書)を採用。当時の県教育長も知事の意向を汲んだとの発言をしており、一部では知事の教育への介入ではないかと議論を呼んだ。採択理由について当時の土居教育委員会委員長は記者会見で「自国の文化と伝統の特色を広い立場から考えさせ、国民としての自覚を育てるという(学習指導要領の)教育目標に最も沿った教科書と判断した」と述べた。 2005年8月の採択でも、県立学校では扶桑社版を引き続き採用した。 2009年8月の採択では、県教育委員会による県立学校の扶桑社版歴史教科書採用に続き、今治市と越智郡上島町の教育委員会でも、2010年度から管内の公立中学校で扶桑社版の歴史および公民教科書を採用することを決めた。
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