歌・こよみ365
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 03:59 UTC 版)
翌日11月3日から、宮崎は再び路上に立って歌った。この日の路上ライブは、新宿駅東口・アルタ前広場で行った、いわば“凱旋公演”であった。 11月5日、日本テレビ系の情報番組『スッキリ!!』にて、普段の路上ライブの様子や、武道館公演の舞台裏を収めたドキュメンタリーが放送された。宮崎本人も生出演し、『路上から武道館へ』の弾き語りを披露した。 12月24日、宮崎は新しい目標「歌・こよみ365」を発表した。武道館までの夢を支えてくれた人たちへの恩返しとして、有名無名・職業性別・個人団体を問わず、365組の人たちの人生のドラマを、1年間で365曲の歌にして、広めていくという挑戦である。その第1弾として、国民栄誉賞を受賞した女子レスリング選手の吉田沙保里に贈る歌『Passion Mission Action〜SAORIのように〜』を発表した。 翌年2013年3月16日、宮崎はNHKラジオ第1の番組『シゲゴリのwktkラヂオ学園』に出演する。番組に出演していたリスナーの話に感銘を受けた宮崎は、リスナーに贈る歌『がんばる勇気』を急遽作成し、後日に番組でも放送された。 2013年7月上旬、きたそらち農業協同組合(JAきたそらち)とホクレン農業協同組合連合会からの依頼を受け、宮崎は北海道米と稲作生産者への応援歌『ななつの星に願いを込めて〜北海道米応援のうた〜』を制作した。制作したCDは道内の若手農家に配布された。収録曲では、かつては味が劣り「ヤッカイドウ米」と言われ、その後に美味しい米が次々と誕生した歴史が歌われ、日本一の産地を目指す意志を押し出している。10月26日に深川市で開かれた新米イベント『秋の味覚市&こめッち新米フェスタ』にも招致され、曲を作った宮崎本人が深川の稲作生産者に直接歌いかけた。 2013年11月23日、365曲の完成を、SHIBUYA-AXで開催した自身のワンマンライブにて発表し、365曲を収録した限定版のCDをリリースした。
※この「歌・こよみ365」の解説は、「宮崎奈穂子」の解説の一部です。
「歌・こよみ365」を含む「宮崎奈穂子」の記事については、「宮崎奈穂子」の概要を参照ください。
- 歌・こよみ365のページへのリンク