欧米諸国全般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:54 UTC 版)
ヨーロッパやアメリカ州などでは、クリスマスは基本的に自宅で家族と過ごすものである。英国や米国などではクリスマスのずいぶん前から(教会暦の概念があるキリスト教会ではアドベント開始日に合わせて)一緒にクリスマスリースやクリスマスツリーを作ったり、家や教会を飾り付けるなどの協同作業をすることで、家族や信徒同士で一緒に過ごす喜びを確認する。そしてクリスマスの当日には家庭料理を味わうのが一般的であり、あえて外出するのは、クリスマスあるいはクリスマス・イヴのミサ/礼拝に参祷するため教会に行くくらいである。 キリスト教圏の中でもカトリック教会の影響の強いイタリア、フランス、スペイン、ポーランドなどでは、クリスマス(降誕節)は教会暦どおりクリスマス・イヴ(12月24日の晩)に始まり、1月6日の公現祭(エピファニア)に終わる。クリスマスの飾り付けは12月23日頃に行う。24日はクリスマス・イヴとして夜を祝う。大人たちは、12月初旬からクリスマスにかけて、愛情を込めた言葉を記したクリスマスカードを郵送しあう。子供達がクリスマスプレゼントをもらうのは、東方の三博士が幼子イエスを訪ねて贈り物を献げたことを記念する公現祭にあやかって1月6日である。クリスマスの飾り付けは1月6日を過ぎてから取り払われる。
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