欧米諸国における蔓延
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 14:44 UTC 版)
「サルビア・ディビノラム」の記事における「欧米諸国における蔓延」の解説
サルビア・ディビノラムの乱用は先進諸国で顕著である。アメリカ合衆国においては”マジックミント”、”レディ・サリー”、”サリーD”といった俗称で呼ばれており、”Purple Sticky”というブランドまで確立している。Fordらの報告によればアメリカ合衆国におけるサルビア・ディビノラムの使用履歴をもつ人口割合は、12-17歳の少年集団で1.66 %、18-34歳の青年集団で5.08 %に達するとされている。この値はアメリカ合衆国において近年上昇傾向にあり、166,453人を対象とした国勢調査で、それまでの人生で一度でもSalvia divinorumの使用を行った割合は2006年0.7 % だったものが2008年には1.3 %に上昇している。カナダでも同様に12-17歳の少年42,179人を調査したところ、3.8 %が直近1年間でサルビア・ディビノラムを使用しており、6.3%がそれまでの人生の中で一度は使用したことがあるという結果が報告されている。
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