橋の等級と活荷重の変遷とは? わかりやすく解説

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橋の等級と活荷重の変遷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 18:51 UTC 版)

活荷重」の記事における「橋の等級と活荷重の変遷」の解説

以前日本の道路は、等級により区分なされていた。 1926年大正15年)に「道路構造に関する細則案」が内務省土木局によって制定され、以下の3区分が等級および活荷重として定義された。 一等 - 12t 二等 - 8t 三等 - 6t それぞれに示した重量は、活荷重として用い車両総重量示している。 1939年昭和14年)には「鋼道路橋設計方書案」が制定され等級一等および二等の二種類改められた。 一等 - 13t (国道橋二等 - 9t (府県道) この時代では、道路管轄により一義的等級区分をすることとしていた。 さらに、1956年昭和31年)には「鋼道路橋設計方書」が建設省現・国交通省)により制定され等級活荷重以下のとおりとなった一等 - 20t (TL-20) 二等 - 14t (TL-14) この時点において、等級現在のA・B活荷重区分同様に定められることとなり、主要な道路一等その他の道路大型車交通量により一等二等別途区分することとなったその後自動車交通急激に増加する中で、以下の荷重想定することとなった床版対す荷重20%増 - 大型車交通量1日1000台以上の道路道路橋示方書総重量43tのトレーラ荷重 - 高速自動車国道日本道路公団設計要領後者荷重は、高速道路建設する日本道路公団独自に定めたものであったが、港湾付近など大型車がとくに多い一般道路にも適用された。これらの荷重条件は、A活荷重・B活荷重定めにより撤廃された。

※この「橋の等級と活荷重の変遷」の解説は、「活荷重」の解説の一部です。
「橋の等級と活荷重の変遷」を含む「活荷重」の記事については、「活荷重」の概要を参照ください。

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