権現岳 (八ヶ岳)とは? わかりやすく解説

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権現岳 (八ヶ岳)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 13:21 UTC 版)

権現岳
中岳付近から望む権現岳 (2007年9月撮影)
標高 2,715 m
所在地 長野県諏訪郡富士見町
山梨県北杜市
位置 北緯35度56分59秒 東経138度21分34秒 / 北緯35.94972度 東経138.35944度 / 35.94972; 138.35944
山系 八ヶ岳連峰
プロジェクト 山
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権現岳の位置
阿弥陀岳より見た権現岳(左)と編笠山(右)。奥は赤石山脈(南アルプス)

権現岳(ごんげんだけ)は、八ヶ岳連峰の南部に位置する八ヶ岳中信高原国定公園に属する。

概要

標高 2,715 m [1]江戸時代末期までは長野県富士見地域では「薬師ヶ嶽」とも呼ばれた。

北側の赤岳との間は、キレットとなっていて一気に落ち込んでいる。権現岳から南の八ヶ岳連峰には、自身より高い山はないため、山頂からは赤石山脈(南アルプス)を見渡すことができる。

山頂には檜峰神社(ひみねじんじゃ)が鎮座しており、中世には修験道の中心となっていた[1]

登山道

山頂へは南東、南西、北の3方向から登山道が延びている。南からの登山道2つはどちらも6時間以内で登ることのできる登山ルートとなっている。[2]南東からの道は、三ッ頭で2方向からの登山が合流している。

  • 観音平から青年小屋を経由するルート(途中、編笠山を巻く道と、山頂を経由する道とがある)
  • 甲斐小泉から三ッ頭を経るルート
  • 甲斐大泉から天女山を経て、三ッ頭で甲斐小泉からの道と合流するルート
  • 赤岳からキレットを通るルート

周辺の山

  • 編笠山 (2,524 m)
  • 三ッ頭 (2,580 m)
  • 赤岳 (2,899 m)
  • 西岳 (2,398 m)

周辺の山小屋

  • 権現小屋
  • キレット小屋
  • 青年小屋

関連画像

脚注

  1. ^ a b 森林文化の森 八ヶ岳の森”. 山梨県. 2024年10月20日閲覧。
  2. ^ 登山ルート・山旅スポット. “権現岳(ごんげんだけ)登山ルート・難易度”. 山旅旅. 2020年9月10日閲覧。

関連項目

外部リンク




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