概要とシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 08:01 UTC 版)
「The Stanley Parable」の記事における「概要とシステム」の解説
一人称視点でゲームは進み、ボタンを押したりドアを開けたりするなどの操作をしながら移動するが、戦闘などといったアクションはない。 ナレーターはプレイヤーにストーリーを提示し、そして主人公のスタンリー(Stanley)はオフィスビルの従業員427であると説明をする。スタンリーは、コンピュータ画面からのデータを監視し、問題なくボタンを適切に押すという任務を持っている。ところがある日、画面の監視データが来なくなり、何をするべきなのか分からないスタンリーは、建物を探索し始め、職場が完全に放棄されていることに気づく。 この段階で、プレイヤーの選択に基づき、ストーリーは様々なものへと分岐していく。特定のエリアに来ると、プレイヤーはナレーターの指示に従うか、異なるアクションをするかを選択できる。最初の分岐点は、2つの開いたドアのエリアであり、スタンリーがまだドアを通り抜けていないにも関わらず、ナレーターは「スタンリーは左のドアを通り抜けた」と話す。ナレーターは、プレイヤーの選択を考慮し、新しいナレーションをするか、指示と異なったアクションをする場合はプレイヤーを分岐点に戻そうとする。例えば、プレイヤーがナレーターの指示に従い、左のドアを通ると、行方不明になった従業員の話が進む。また、右のドアを通ると、ナレーターにストーリーを変化させることができる。この場合、ナレーターはプレイヤーに適切な道筋に戻るよう促すが、プレイヤーがそれに従い続けない際は、ストーリーに他の変化が加えられる。場合によっては、ナレーターがプレイヤーの決定に反応して第四の壁を破ることがある。 オリジナルとなるmodには、6つのエンディングが存在し、デイヴィー・レデンはゲームの全てを体験するのに1時間はかかると述べている。2013年のリメイクでは、10を超えるエンディングが追加され、既存のエンディングとそれぞれのルートが変更されている。また、イースターエッグや選択関連にもいくつか変更が加えられている。『Ultra Deluxe』では、新しいエンディングとコンテンツが追加される予定となっている。
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