楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:27 UTC 版)
「楽天銀行」の記事における「楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更」の解説
2008年(平成20年)8月4日に、楽天株式会社との資本・業務提携を合意し、9月4日に発表された。 2008年(平成20年)9月29日に、楽天はイーバンク銀行が行う優先株による第三者割当増資(66万6000株)を引き受け、199億8000万円を出資した。同時に、楽天の國重惇史副社長がイーバンク銀行社長に就任した。それまでの社長(初代社長)の松尾泰一は、取締役副会長執行役員となった(2009年(平成21年)3月31日付で、取締役辞任。)。 2009年(平成21年)2月10日に、楽天は、優先株式をすべて普通株式に転換し、出資比率が46.39%(議決権で48.69%)となり、イーバンク銀行を連結子会社化した。 2009年(平成21年)2月23日、東京都民銀行から事業譲受し、同行楽天支店の預金・顧客を譲り受けた。これに伴い、都民銀行楽天支店利用者でかつ既存のイーバンク利用者については既存イーバンク口座に統合、譲受に伴いイーバンクを新たに利用する都民銀行楽天支店顧客については、自動的に口座開設手続きをイーバンク側が行う形を取った。 その後、2009年(平成21年)3月19日に、イーバンク銀行が楽天に対して第三者割当増資(33万3000株、99億9000万円)を実施し、楽天の出資比率は56.48%になった。さらに、4月1日には、楽天子会社の楽天クレジットがカードローン事業について、イーバンク銀行を承継会社とする吸収型会社分割を実施し、楽天がイーバンク銀行の株式57万9735株を取得し、67.22%となっている。 2009年(平成21年)6月4日に、「楽天銀行株式会社」への商号変更と、本店を楽天本社所在地へ移転する計画が発表され、6月29日の定時株主総会で承認された。本店移転は、当初の予定どおり、7月21日に実施された。2010年(平成22年)3月19日から4月30日にかけて、楽天株式会社による普通株式および新株予約権の株式公開買付け (TOB) がなされ、楽天株式会社の出資比率は91.93%となる。そして、金融庁長官の許可を得て、2010年(平成22年)5月4日に商号変更がなされた。2010年(平成22年)10月15日に、簡易株式交換を行い、楽天株式会社の完全子会社となっている。
※この「楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更」の解説は、「楽天銀行」の解説の一部です。
「楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更」を含む「楽天銀行」の記事については、「楽天銀行」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更を検索
- 楽天グループ入り、楽天銀行へ商号変更のページへのリンク