楽器に特有の奏法を示す記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 16:23 UTC 版)
「演奏記号」の記事における「楽器に特有の奏法を示す記号」の解説
表記読み意味備考 ペダル ペダルを踏む ピアノなど。のような表記もある。 センツァ ペダルを離す una corda (u.c.) ウナ・コルダ 1本の弦で ピアノで弱音ペダルを踏む tre corde (t.c.) トレ・コルデ 3本の弦で ピアノで弱音ペダルを離す 下げ弓、ダウンピッキング、重音ピッツィカートを低音から高音に 弦楽器 上げ弓、アップピッキング、重音ピッツィカートを高音から低音に pizzicato (pizz.) ピッツィカート 指ではじく 擦弦楽器 col legno コル・レーニョ 木で。弓の木の部分または木の部分と毛の部分でこするか叩く arco アルコ 弓。弓を使う普通の奏法に戻る 左手ではじく ゲシュトプフト ゲシュトプフト奏法 ホルン トレモロ トレモロ奏法 マンドリン系楽器 ★ ピッツィカート ピッキング ハーモニクス 弦楽器、フルート con sordino(con sord.) コン・ソルディーノ 弱音器を付けて 弦楽器、金管楽器 senza sordino(senza sord.) センツァ・ソルディーノ 弱音器を外して mute ミュート 弱音器(ミュート)をつけて トランペット、トロンボーンなど open オープン 弱音器(ミュート)をはずして laissez vibrer (l. v.) レセ・ヴィブル(仏) 鳴らしたままに 打楽器で、振動を止めない secco (sec.) セッコ 乾いた 打楽器で、振動を止める sul ponticello(sul pont.) スル・ポンティチェロ 駒の上で ヴァイオリン属 sul tasto スル・タスト 指盤の上で sul ~ スル~ ~線で(例:sul G G線で) ordinario (ord.) オルディナリオ 普通の弾き方で tasto solo タスト・ソロ 鍵盤楽器だけで。単音で。通奏低音において、鍵盤楽器が和声付けを行わず、低音旋律のみ演奏すること。 通奏低音
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