楽器との組み合わせ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 22:21 UTC 版)
「トーキング・モジュレーター」の記事における「楽器との組み合わせ」の解説
トーキングモジュレーターと楽器を組み合わせることによって、人間の声を楽器のように響かせることが出来る。声のような楽器音の変化という面白さを生かすためには、音の変化が表れやすい倍音の多い音が向いている。そのためギターではディストーションをかけた音、シンセサイザーではノコギリ波やパルス波などの波形が用いられる。 特にシンセサイザーでは、ノコギリ波を単音でならし、レガートやポルタメント、ピッチベンドなどを駆使して人間っぽく「歌い上げる」というスタイルが有名。 楽器側では複雑な波形は必要ないこともあり、ミニモーグ (Minimoog) などモノフォニックのアナログ・シンセサイザーは使い勝手がよく、またデジタルシンセサイザーにおいてもモノ(単音)モードとポルタメントが必須とされる。 ロジャー・トラウトマンが使用していたこともあり、MinimoogやヤマハDX100などはいまだに人気が高い。
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