梅本の地元商店街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:25 UTC 版)
梅本の家の近所にある。通りの様子はシャッター街ではなく、各々店を開いている。「新井クリーニング」他、商店街の詳細は、坂木の別作品『切れない糸』(東京創元社)で、主人公にして跡取り息子新井和也(あらい かずや)の物語として語られている。『和菓子のアン』主人公梅本は、『切れない糸』主人公新井により「アライクリーニング」につとめる梅本の母親に母親と揃って体格のよく似た2人兄妹がいる、妹は「かとれあ」で、よく見かける、という表現で、新井は梅本と対面経験があることを明かしている。 洋菓子かとれあ(ようがしかとれあ) 梅本が寄ろうとしたケーキ屋。シュークリームも売っている。後に梅本が、和菓子よりも洋菓子が売れている理由を推測する際の実例に使われた。同名の店が坂木の別作品『ウィンター・ホリデー』にも登場。『ウィンター・ホリデー』では「まんぷくシュー」という商品を販売している。 モードブティック・ラ・メール 梅本が格安のスカートを購入後、試しに寄ろうとした服屋。おばちゃん系の服が揃っている。用途の違う服揃いに急を要していた梅本をして言葉を失わせた。 新井クリーニング(あらいクリーニング) 梅本の母親がパートとして働くクリーニング店。『切れない糸』での表記は「アライクリーニング」で「新井」と「洗い」をかけ合わせたもの。梅本が学生時代、学生服のクリーニングに利用していた。『和菓子のアン』時点の様子は、梅本の母親が「みつ屋」へアルバイト入社前の梅本に「跡取りは息子(新井和也)で決まった」と伝えた。
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