桜一刀流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/20 14:33 UTC 版)
150年前、当時最強と謳われていたが、江戸の大火により道場が焼け落ち、門下生を全員失いその名を世に残すことなく滅びた「撃剣」の流派。力で劣る女性の為に生まれた剣術で、力や速さで制するのではなく、相手の動きを利用する。 桜花七式 一の太刀 「五月雨」 向かってくる相手の動きを先読みし、喉が来るであろう位置に竹刀を置いておく予知の突き。桜花七式 一の太刀 「五月雨・眉月」 「五月雨」の派生技。「五月雨」は置いておく突きであるため、普通の突きとは違い腕にわずかに余力を残しており、その力で手首をひねり相手の喉を追う「曲がる突き」。打突の一瞬に動く対象を追うため、ヒロトの眼によってしかできない秘策。 桜花七式 一の太刀 「無月・五月雨」 「五月雨」の派生技。 桜花七式 新 一の太刀 「時雨」 「撃剣」の時代のものであった桜一刀流を現代剣道に合わせて進化させた新たな桜花七式の一の太刀。 桜花七式 二の太刀 「陽炎」 五月雨と同じ構え・同じ挙動から繰り出される抜き胴。自分から突くと見せて相手の攻撃を誘い、そのまま全く別の返し技につなげる、「フェイント」と「カウンター」を1つの技で行う技。自分から打った技が結果的に返し技になる。五月雨を知っている相手にほど真価を発揮する見せかけ技。桜花七式 新 二の太刀 「不知火」 「撃剣」の時代のものであった桜一刀流を現代剣道に合わせて進化させた新たな桜花七式の二の太刀。相手の太刀を防具で受け止め抜き胴を放つ。防具がなかった時代にはできなかった技。 桜花七式 三の太刀 「飛花」 五月雨・陽炎と同じ構えで相手の「見せかけ技」を誘い、そのまま最速最短の飛び込み面を放つ技。 桜花七式 「凍鶴」 桜花七式 「春雷」 桜花七式 「神無」 桜花七式 終の太刀 「現身」 桜一刀流の天下無双を決定付けた七の秘剣の中の最後の奥義。仕組みは「面切り落とし面」に似ており、「面切り落とし面」は相手が竹刀を振り下ろすときに相手の竹刀を払うのに対し、「現身」はそのはるか前、相手が竹刀を振りかぶる時に相手の竹刀を退ける。相手の力が入る前に竹刀を払う為、力を必要としないが、その代わりに何十倍の精度のタイミングが必要となる。さゆりが幽霊になった後も、いつか出会う現代の弟子の為に150年間改良を加え続けた技。
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