林 景万 (リム・ギョンマン、朝鮮語 : 림경만 、1946年 8月28日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国 の政治家 。朝鮮労働党中央委員会 委員。羅先特別市 党委員会責任書記、朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会 会長、貿易相などを歴任。
経歴
1946年 に平安南道 で生まれた。金日成総合大学 外国語文学部を卒業した[ 1] 。1984年 に駐インドネシア 大使館常務担当参事に就任した[ 1] 。1989年 に帰国し、貿易部亜州局長に就任した[ 1] 。1999年 に貿易省国際機関総局長に就任[ 1] 、2001年 に中国 ・大連市 貿易代表部代表に就任した[ 1] 。2004年 4月 に貿易相に就任し[ 1] 、2006年 1月 から9月 まで朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会 会長を兼任した[ 1] 。同年7月 に朝鮮シリア 親善協会委員長に就任した[ 1] 。2004年 12月 に中国 の北京 を訪問し、薄熙来 商務部長 と会談し、経済協力問題などについて討議した[ 2] 。さらに吉林省 を訪問し、羅津・先鋒の自由貿易地帯の共同開発などについて討議した[ 3] [ 4] 。2005年 3月 に朴奉珠 内閣総理 が中国 を訪問した際に随行し、張文岳(朝鮮語版 ) 遼寧省 省長との会談に同席し[ 5] 、胡錦濤 国家主席 との面談時にも同席した。同年6月 には経済代表団団長として、ウガンダ ・ケニア ・ギニア ・マリ ・イエメン 、同年8月 にロシア 、同年11月 にキューバ ・ベネズエラ ・ブラジル を歴訪した[ 1] 。2007年 にはカンボジア を訪問した金英逸 総理に随行し、フン・セン 首相との会談に同席した[ 6] 。その前には、マレーシア を訪問しアブドラ・バダウィ 首相との会談にも同席した[ 1] 。2008年 3月 に貿易相を解任され[ 1] 、2010年 2月 に羅先特別市 党委員会責任書記に就任した[ 注 1] 。同年9月28日 に開催された朝鮮労働党 第3回党代表者会で、朝鮮労働党中央委員会 委員に選出された[ 1] [ 8] 。2014年 3月 に最高人民会議 第13期代議員に選出され、2016年 5月9日 に開催された朝鮮労働党第7次大会 で党中央委員会委員に再選された[ 9] 。2018年 2月 に羅先市党委員会委員長を解任された。
^ a b c d e f g h i j k l 림경만 林景万 북한지역정보넷
^ 北-中 경제장관 회담 가져 デイリーNK 2004年12月14日
^ “中지린성-北나선 공동개발 추진” デイリーNK 2004年12月22日
^ 中国吉林省、北朝鮮・羅先地域の共同開発を推進 中央日報 2004年12月22日
^ 박봉주, 中 선양 방문 デイリーNK 2005年3月27日
^ 北朝鮮とカンボジア、投資保護協定など締結 聯合ニュース 2007年11月2日
^ 北朝鮮、労働党「書記」から「委員長」体制へ デイリーNK 2016年5月16日
^ 北노동당 중앙위원 및 후보위원 명단 聯合ニュース 2010年9月29日
^ 北, 당 중앙위원 128명, 후보위원 106명 발표 ノーカットニュース 2016年5月10日
注釈
^ 2016年 5月6日 に開催された朝鮮労働党第7次大会 で「責任書記」から「党委員長」に名称が変更された[ 7]
参考サイト
북한정보포털