松永について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:39 UTC 版)
岩下によると、松下の構想は紆余曲折あったという。「一日中家にいてシェアハウスの主になるような仕事」を考え、映像作家という設定が最初に思い浮かんだ岩下。しかし岩下は映像作家に詳しくないため悩んでいた時に、担当編集者からデザイナーを提案されたという。松永は「俺の力で相手を幸せにしてやる!」というタイプの人間であるため、「作品で見る人を喜ばせるデザイナーという仕事」が当てはまると考え、職業が決定した。 デザインについて、はじめに7、8パターンほどイメージビジュアルを描いたが、担当編集者と「前髪なしはどうか」と話し合った結果、現在のフォルムにたどり着いたのだという。松永のトレードマークである「ツーブロックに眼鏡」について、岩下が今まで出会ったデザイナーがその風貌であったこともあり、そのデザインに決まった。岩下は松永を「少女漫画で人気のタイプではない」と考えていたため、『デザート』2018年8月号にて「ツーブロ眼鏡の男が少女漫画の表紙を飾らせていただけるなんて」と語り、読者に感謝の言葉を述べている。松永は少女漫画界にお手本があまりいないため、「少年漫画の方が参考になるキャラクター」であると岩下はいう。 『リビングの○○さん』とタイトルに名前を入れることはあらかじめ決定していた。「イケメンっぽくてメジャーな名前がいい」と岩下は考えていたが、悩んだため、最終的に姓名判断で決めたのだという。「松田」や「五十嵐」や「野本」など、複数の候補を姓名判断のサイトでチェックし、その中から「もっとも彼らしいもの」を選び、「松永純」に決まった。岩下によると、姓名判断で松永の名前を入れると、彼らしい性格の診断結果になるという。
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