東高野街道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/11 04:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動東高野街道(ひがしこうやかいどう)とは、かつて京都から高野山への参詣道として用いられた街道。
概要
数ある高野街道のうち、いちばん東側に位置する道筋。八幡(京都府八幡市)で京街道 (大坂街道) と別れ、河内国の東部を通り、長野(大阪府河内長野市)で西高野街道と合流し、 以南は高野街道として紀見峠、橋本、高野山へ至る。
いつ頃に形成されたかは定かでない。既存の集落を経ず、出来るだけ直線になるように通されており、自然発生的に形成された道ではなく、計画に基づいて建設された古代道路であると言われている。 淀川水系の河川や、かつて存在した巨大な河内湖(深野池)周辺の湿地帯を避けて生駒山地の麓を通り、河内国府(現在の藤井寺市)付近で大和川を越えると石川の左岸に沿って通った。 平安時代には駅が設置され、京と河内国府を結ぶ官道としても重要であったとされる。
その後は官道としての重要性は薄れたものの、仏教信仰の一般化に伴い、高野山参りが盛んになると参拝道として賑わうようになった。
現在では、府道長尾八幡線、枚方バイパス、府道枚方交野寝屋川線、府道枚方富田林泉佐野線と国道170号(旧道)各道の大半に相当または平行する。
経由地(主な施設・旧跡)

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- 八幡 (京街道 (大坂街道)分岐点、石清水八幡宮)
- 洞ヶ峠
- 田口 (出屋敷交差点付近)
- 国守
- 中野 (清滝街道と交差)
- 安堂
関連項目
外部リンク
- 東高野街道ウォーキングマップ - 大阪府のページ
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東高野街道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 15:31 UTC 版)
東高野街道は、都府八幡市を起点とし、大阪・四條畷、八尾、富田林を通り、河内長野で西高野街道と合流し、高野街道となる。 京都方面から主に徒歩で参詣する場合に用いられ、沿道には、岩清水八幡宮、枚岡神社、道明寺、石切剣箭神社などの古社、名刹が多く、高野街道の中でも東高野街道が最も栄えた。
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