東邦産業研究所とは? わかりやすく解説

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東邦産業研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:28 UTC 版)

東邦電力」の記事における「東邦産業研究所」の解説

1936年昭和11年)、名古屋電灯創立50周年記念する事業一つとして社内に「新興産業部」を設置するとともに同年11月記念事業費として200万円拠出新興産業研究資金として運用することとなった。この資金元に産業支援を担う新興産業部の技術的な後援となる社外組織財団法人東邦産業研究所」が1937年昭和12年10月発足した研究所はまず福岡試験所が福岡県糟屋郡多々良村(現・福岡市東区)に建設され1938年昭和13年12月完成。ここでは中小工業・農業改良に関する研究国策沿った各種基礎研究工業試験が行われた。続いて重工業方面中でも軽金属製錬についての研究を行う東京試験所が1940年昭和15年5月埼玉県北足立郡志木町(現・志木市)に完成した東邦電力解散後福岡試験所については九州配電譲渡され東京試験所のみにて研究続けられた。太平洋戦争終戦後1947年昭和22年9月慶應義塾へと試験所の土地寄付し東邦産業研究所は解散した東京試験跡地には慶應義塾志木高等学校が建つ。また解散時半導体研究室主任であった小谷銕治が技術者設備継承し東邦産研電気(現・サンケン電気)を設立している。

※この「東邦産業研究所」の解説は、「東邦電力」の解説の一部です。
「東邦産業研究所」を含む「東邦電力」の記事については、「東邦電力」の概要を参照ください。

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