東武合併後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 09:16 UTC 版)
「総武鉄道モハ1000形電車」の記事における「東武合併後」の解説
1944年(昭和19年)に総武鉄道が東武鉄道へ吸収合併された後も引き続き野田線で使用されたが、1945年(昭和20年)1月に発生した衝突事故でモハ1200とモハニ1104が車体を損傷し、復旧に際していずれも片運転台化・正面非貫通化・乗務員扉の新設が施工された。 その後1947年(昭和22年)にモハ1001・1002、クハ1201の3両が高松琴平電気鉄道へ、翌1948年(昭和23年)にはモハ1003が上田丸子電鉄(後の上田交通)へそれぞれ譲渡された。これは1947年(昭和22年)に東武が63系(後の7300系)や国電の戦災損傷車両の割り当てを受けたことの見返りとして、保有車両の地方私鉄への供出を運輸省より指示されたことによるものであった。これら譲渡車両については後述する。 その後モハニ1101が1948年(昭和23年)に事故により車体を焼損し、翌1949年(昭和24年)の復旧に際して電装解除され、同時にモハ1200・モハニ1104と同様に片運転台化・正面非貫通化・乗務員扉の新設が施工された。その後1951年(昭和26年)に施行された大改番によって、モハ1004・クハ1202はモハ1200形1200・1201へ、モハニ1102 - 1104はモハニ1270形1270 - 1272へ、前述モハニ1101はクハニ470形470へそれぞれ改称・改番されている。
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