東条英教 とうじょう ひでのり
岩手生まれ。陸軍軍人。父は南部藩士東条英俊。陸軍教導団に入り、明治10年(1877)に西南戦争に従軍、陸軍少尉となる。陸軍大学校が開設されると選ばれて入学し、メッケル(Meckel, K. W. J.)に学んだ。卒業後ドイツに留学。帰国後参謀本部に入り、陸軍大学校教官もつとめる。日清戦争では大本営参謀として諸作戦を立案し、戦争終了後に『日清戦史』の編纂部長となった。日露戦争には第8旅団長として出征したが病気となる。のち歩兵第30旅団長となったが、40年(1907)中将となり現役を退いた。東条英機の父。
キーワード | 陸軍軍人 |
---|
(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の「近代日本人の肖像」の内容を転載しております。掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から東条英教を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から東条英教を検索
- 東条英教のページへのリンク