東日本大震災発生時のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 20:05 UTC 版)
「伊藤健三」の記事における「東日本大震災発生時のエピソード」の解説
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生時には、東京・渋谷のニュースセンターから、およそ100秒間、NHK全波一斉の緊急放送第一報を伝えた。 2011年3月11日14時46分(JST)、気象庁から緊急地震速報が出された時、総合テレビでは国会中継(第177回国会・参議院決算委員会・平成21年度決算決議)の放送中であった。当時中継を担当していた佐藤龍文が緊急地震速報が出された旨や国会内での揺れの様子等を伝えた。このとき宮城県北部(宮城県栗原市)で震度7(第一報では6強)を観測し『最大震度6弱以上の地震が発生した場合』に該当したため、国会中継を直ちに中断、緊急放送開始のチャイムが送出されるとともに全波一斉体制(八波全中)に移行。テレビでは東京・渋谷のニューススタジオへ映像が切り替わった。スタジオでも激しい揺れで機材が大きく音を立てる中、伊藤が各地の震度など第一報を伝え、視聴者・聴取者に落ち着いて行動するよう呼びかけた。ニュースセンターのある東京都渋谷区では震度5弱の揺れを観測し、NHK放送センターの他スタジオでは照明が落ちる等の被害もあったという。その後大津波警報が発表されて津波情報を含む臨時ニュースとなり、緊急警報放送の開始信号送出を挟んで、平日11時〜18時の総合テレビNHKニュース担当(当時)である横尾泰輔に引き継いだ。
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