東日本大震災発生時の行動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 09:00 UTC 版)
「火箱芳文」の記事における「東日本大震災発生時の行動」の解説
2011年3月11日、東日本大震災の発生した際、陸上幕僚長の職にあった火箱は防衛事務次官室において防衛省幹部と会議を行っていた。強い揺れとマグニチュード8.4の地震が発生したことを報道で知った火箱は、会議を行っていた11階から陸上幕僚長執務室のある4階まで階段で駆け降りた。執務室に戻った火箱は、まず東北方面総監、君塚栄治陸将に連絡。次いで各方面隊、師旅団に出動を下命した。防衛大臣や各県知事からの災害派遣要請はまだなく、火箱の行動は独断であり文民統制(いわゆる、シビリアンコントロール)から逸脱する可能性があった。しかし同日午後3時半の対策会議で、火箱の独断は追認された。
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