東塔の修理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:38 UTC 版)
地震や台風での損傷を修理するため、幾度と修理が行われている。主な修理は、 大永4年(1524年) - 明応3年(1494年)の地震による塑像、相輪などの損傷を修理。 寛永21年(1644年) - 正保修理、慶長伏見地震(1596年)の地震による損傷を修理。 天明3年(1783年) - 天明修理、宝永地震(1707年)の地震による塔九輪折れを修理。 文化5年(1808年) - 天明修理での不具合箇所を修理、六層目より上を解体修理など。 安政3年(1856年) - 伊賀上野地震(安政奈良地震)による傾斜の立て起こしや損傷を修理。 1898年(明治31年) - 明治の修理:解体修理 1950年(昭和25年) - 昭和の修理:部分修理 2009年 (平成21年) - 平成の修理:解体修理で、2020年(令和2年)12月まで約110年振りの東塔の解体修理が行われた。2011年(平成23年)9月 - 東塔全体を覆う素屋根の設置工事を開始。 2012年(平成24年)9月 - 瓦が外され東塔の解体が始まる。
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