東京相撲
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1927年(昭和2年)の東西合併前には、東京相撲の年寄定員は88家と定められていた。そのうち現存するのは85家、返上または廃止されたのは3家である。 根岸治右衛門(ねぎし じえもん)- 元々は「三河屋治右衛門」の屋号で江戸相撲の番付および勝負付の版元を務めた根岸家に対して認められた世襲の年寄名跡で、代々根岸家が継承したが、1952年(昭和27年)に11代目(本名:根岸 眞太郎、1910年4月10日 - 2005年12月18日)が相撲協会へ名跡を返上した。その折の要望で力士への譲渡は行われず、現在に至っている。番付に使われる書体の根岸流に名前を残している。 木村庄之助(きむら しょうのすけ)- 行司名である木村庄之助は、かつては年寄名跡であったが1958年(昭和33年)限りで年寄名跡としては廃止された。 式守伊之助(しきもり いのすけ)- 行司名である式守伊之助もかつては年寄名跡であったが上記の木村庄之助と同様、1958年限りで年寄名跡としては廃止された。一時、年寄・永浜を名乗った時もある。
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