東京オリンピック2020ロゴの模倣問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/12 06:39 UTC 版)
「リエージュ劇場」の記事における「東京オリンピック2020ロゴの模倣問題」の解説
2015年8月13日、2020年東京オリンピックの公式エンブレム(2015年9月1日に使用中止を決定)がリエージュ劇場のロゴと酷似していると指摘された問題で、リエージュ劇場およびロゴのデザイナーのオリヴィエ・ドビは、国際オリンピック委員会(IOC)を相手取って著作権の侵害とエンブレムの使用差し止めの訴えを地元裁判所に起こし、受理された(後に使用中止を決定したため訴えを取り下げた)。リエージュ劇場は公共性の高い劇場であるため商標登録などとは無縁であり、商標権をめぐる裁判ではなかった。リエージュ劇場側の弁護士は、ベルギーとルクセンブルクの知財権法の制定にもかかわり、ベルギー経済省知的財産・著作権会議の元メンバーであり、法律家著作権ABDA(現在ABA)ベルギー協会会長、ベルギー自由大学教授のアラン・ベレンブームであった。さらにベレンブームは、IOCの本部があるスイスでも提訴を行う用意をしていることが報道された。 詳細は「佐野研二郎#東京オリンピックエンブレムに関する騒動」を参照
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