本人による釈明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:15 UTC 版)
本人はエンブレムデザインの経緯を8月5日の記者会見で以下のように説明した(当作品が審査を通過した案ではなく修正案であることは未発表)。 (概略)当エンブレムは自分のキャリアの集大成ともいえる作品であり、世界に類のないエンブレムが出来たと完成時に確信した。欧文書体のDidotとBodoniの力強さや繊細さの両立というニュアンスを活かすことができないかというところから発想した。この書体のTのアール部分に1964年の東京オリンピックのロゴである日の丸をイメージして円を組み合わせた。赤い丸は鼓動をイメージし、右下の跳ねの部分は左上の跳ねを反転させた。デザインの基本的な骨格は正方形を9分割したもので、パラリンピックのエンブレムもそれを元に設計した。展開ということをひとつの重要な要素として考えた(エンブレムを元にしたアルファベット書体など展開例を示した)。(リエージュ劇場ロゴとの類似について)要素は同じものはあるがデザインに対する考え方(劇場はTとL、当作品はTと円など)がまったく違うのでまったく似てない。アートディレクター、デザイナーとして、ものをパクったことは一切ない。影響されるということはあると思うが、クリエイティブとしてそういったものに絶対してはいけないという定義をもってやっている。(審査時の作品なのかという質問に対して)簡易的な世界商標を取る前の段階で、いろいろな意見などもあり、何回かブラッシュアップをして(現作品に)辿り着いた
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