未来ライフ大学新設反対デモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/15 07:01 UTC 版)
「2016年の梨花女子大学校学生運動」の記事における「未来ライフ大学新設反対デモ」の解説
2016年7月15日、教育部は生涯教育カレッジ支援事業に梨花女子大学を含む4つの大学を追加選定した 。7月28日に新設に伴う学則改正のための評議員会が開かれ、梨花女子大学の学生は事業推進の中断を要求して占拠デモを開始した 。 7月30日、チェ・ギョンヒ梨花女子大総長は自ら本館を捜索すると嘘をついて、1600人という史上最大数になる警察権力を学内に投入した 。警察による強制解散策動に対しては、梨花卒業生をはじめとして、マスコミ、政界、一般市民の注目を集めた 。学生らは大学側が座り込み鎮圧のために警察権力を学内に招き入れたという事実に怒って結集し始め、未来ライフ大学設立問題とは別個に警察の学内進入事件の真相究明と謝罪が取り上げられることとなった。 8月3日、大学側は未来ライフ大学設立推進の中断を決定した。しかし本館を占拠中の学生たちはチェ・ギョンヒ総長退任を要求して座り込みを継続し、メディアや政界で運動の波紋が大きくなって行った 。特に学生が設立推進過程と警察投入などに対する監査を要求する嘆願書を与野党の国会議員と各関連機関に2000件以上提起し、梨花女子大関連問題は9月1日には定期国会国政監査準備の過程に含まれ、安全行政委員会と教育文化体育観光委員会の所属委員の国政監査で扱われることになった。
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