木心塑造大道和尚坐像とは? わかりやすく解説

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木心塑造大道和尚坐像(所在祀堂)

主名称: 木心塑造大道和尚坐像(所在祀堂)
指定番号 3331
枝番 03
指定年月日 1978.06.15(昭和53.06.15)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 南北朝
年代
検索年代
解説文:  東福寺第六世の住持、円鑑禅師蔵山順空)が葬られている墓の上に建つ堂(祀堂)には、現在表記三体の像が今も祀られているが、中央の円鑑禅師像はその納入品によって歿年延慶元年一三〇八)から十年程の間に作られたことがわかる。当代肖像特に頂相彫刻中、製作時期のわかる都作として貴重である。右側にある釈迦如来像禅宗寺院本尊として作られることの多かったいわゆる宝冠釈迦の像で、納入品や像底の銘によって製作の時・作者等を明らかにしている点、この種作例基準となる。作者性慶もこの頃の都仏師として他に作品知られている。左側にある大道和尚像は古い木彫像を改造して塑土仕上げとした珍しい手法用いており、また、円鑑禅師法統伝えた著名な像主の割合いには肖像少ないものである。これら関係の深い三体の像はその美術的な価値加えて納入品とも一括して禅宗塔頭寺院の本来のあり方伝え資料的価値大きい。



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