木の根ペンション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 04:12 UTC 版)
成田市木の根にある、空港敷地内のC誘導路(旧:横風用滑走路予定地)の隣接地に存在する。誘導路に囲まれた場所に存在するが、トンネルとトンネルの間から千葉県道・茨城県道44号成田小見川鹿島港線に接続している。入口には「私有地立ち入り禁止」の看板が立っている。 もともとは平屋建ての「木の根団結小屋」であったが、成田新法の適用を免れるため、1989年(平成元年)7月9日に「ペンション」として2階建てに改築された。敷地内には1980年頃に有志が設置したコンクリート製のプールがあり、その隣接地にはかつて風車が立っていた。同じく名称に地名の木の根の名が付く「木の根団結砦」(撤去済み)とは別建物である。 芝山鉄道線建設に伴い地権者である用地内農家が売却に応じたことから、反対同盟(熱田派)によって2000年(平成12年)に曳家により西へ約100メートル移動され、現在地は一坪共有地・社会党オルグの所有地となっている。なお、芝山鉄道線はこれを曲線で迂回するように建設されている。ペンションを含む敷地は、かつて空港の監視塔によって警備が行われていたが、空港内道路の整備によって現在は撤去されている。 近年ではイベントもしばしば行われており、例年7月および8月にレイブイベント「タイガー&ドラゴン」を開催している。 三里塚芝山連合空港反対同盟(旧熱田派)らのボランティア団体「地球的課題の実験村」も活動に使用している。
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