朝鮮語の時代区分とは? わかりやすく解説

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朝鮮語の時代区分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 14:18 UTC 版)

中期朝鮮語」の記事における「朝鮮語の時代区分」の解説

朝鮮語の時代区分についてはいくつかの見解があるが、日本においては河野六郎による以下の区分広く用いられている。 古代朝鮮語諺文ハングル創製1443年以前 中期朝鮮語諺文創製1443年)から壬辰の乱文禄の役1592年)まで 近世朝鮮語壬辰の乱1592年以降 また、韓国において李基文による以下の区分一般的である。 古代国語高麗建国10世紀前半以前 前期中世国語高麗時代10世紀前半 - 14世紀末) 後期中世国語朝鮮王朝建国14世紀末)から壬辰倭乱16世紀末)まで 近代国語壬辰倭乱17世紀初頭)から開化期(19世紀末)まで 現代国語開化期(20世紀初頭)以降 なお、韓国において近年近代国語」の研究が進むにつれてこれを細分化する傾向にあり、18世紀中葉を境にして「前期近代国語」と「後期近代国語」に分けることがしばしば行われる。 河野六郎の「中期朝鮮語」と李基文の「後期中世国語」の時代区分はほぼ一致しているが、河野訓民正音諺文創製をもって中期朝鮮語始めとしている。これは訓民正音創製によって初め朝鮮語明示的に示されたことを受けている。

※この「朝鮮語の時代区分」の解説は、「中期朝鮮語」の解説の一部です。
「朝鮮語の時代区分」を含む「中期朝鮮語」の記事については、「中期朝鮮語」の概要を参照ください。

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