書楽とは? わかりやすく解説

書楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 15:03 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
書楽北与野店が入るアルーサショッピングモール

株式会社書楽(しょらく)は、埼玉県さいたま市中央区アルーサ北与野にある書店。店舗名はブックデポ書楽(ブックデポしょらく)。

概要

北与野駅前にあるアルーサショッピングモールB館で、1997年に開業した大型書店・CDショップ。かつては4フロアあり、ジュンク堂書店池袋本店や丸善本店に次ぐ書籍売場面積で、併設のCDショップ(旧:サウンドショップ書楽)についても2009年までは埼玉県内最大規模を誇っていた。しかし2019年には1階フロアのみに集約が始まり、面積も近接する紀伊國屋書店さいたま新都心店より小さくなった。1997年の開店当初(ジュンク堂池袋本店開店の2年前)は、「首都圏最大[1]の大型書店」と言うコピーを掲げていたが、先述のジュンク堂書店池袋本店の開業になど他社店舗の超大化により「北関東最大級の大型書店」に改められ、フロアが縮小された現在では「地域最大級の店舗」をキャッチコピーとしている。

当初は安楽亭による焼肉をはじめとする大型レストランの開業を視野に入れていたが、ロースター排気による近隣住民からの苦情を断念し、子会社であったアン情報サービス(後に「書楽」へ社名変更)を通じて新規事業の開拓へ転換した経緯がある。開業3年目の2000年には黒字を達成した。(出典:週刊ダイヤモンド(2004年)の異業種参入を題材とした記事による)

沿革

  • 1997年(平成9年)4月 - 安楽亭が書籍販売等の新事業進出。子会社の(株)書楽が北与野駅前に「ブックデポ書楽」をオープン。1階から4階の殆ど全てが書籍で4階に文房具が4/1程度。書籍の種類は殆どあり、書楽に行けば書籍が必ずある。キャッチコピーは関東最大級の書店。1階は雑誌とコーヒー等のカフェ、2階はドリル、受験、就職、国家試験等の試験と学校ガイド、カフェとレストラン、3階がパソコン、ビジネス本、和食店、4階は絵本と洋書と文房具があり、レストランが、2店舗。エスカレーターも1階から4階にあり、エレベーターは当時ある。
  • 2000年(平成12年)11月 - 安楽亭グループ企業全体のIT化推進を目的として、(株)アン情報サービスを設立し、(株)書楽を合併。
  • 2002年(平成14年) - 明治安田生命さいたま新都心ビル1階に、初の分店で小型書店の「L.Aタワー店」を開業。
  • 2004年(平成16年) - 大々的なリニューアルを行い、書棚やカウンターなどを一新。3階CD・DVD売場(サウンドショップ書楽)サウンドショップになる。
  • 2006年(平成18年) - 2004年に開業したコクーン新都心(現:コクーンシティ・コクーン1) 内に紀伊國屋書店が出店した影響により「L.Aタワー店」を閉店。
  • 2008年(平成20年) - 3月31日付で「株式会社書楽」の持株全てを安楽亭関係企業の北与野エステートへ売却し、安楽亭の連結決算対象から外れた。
  • 2009年(平成21年) - CD・DVD売り場は2009年に再版期限を経過した旧盤CDの在庫処分セールを行った後、3階へ縮小移転した。
  • 2015年(平成27年)- 3階を閉鎖し、2階へ縮小移転。
  • 2019年(令和元年) - 書籍・文具を段階的に1階へ縮小移転。

フロア詳細

脚注

  1. ^ 当時の最大規模は淳久堂書店の難波店・仙台店

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「書楽」の関連用語

書楽のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



書楽のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの書楽 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS