曳き唄(地車音頭)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 14:29 UTC 版)
「南河内だんじり祭り」の記事における「曳き唄(地車音頭)」の解説
南河内だんじり祭りでは、古くから祝い節や民謡を実声で唄いながら地車を曳行するという、他地域ではあまり見られない形態で祭礼が催されてきた。 しかしながら近年、派手な電飾を伴う大量の提灯で装飾した地車にマイク・拡声器等を搭載し、鉦・太鼓・笛(一部の地区)等とともに民謡・歌謡曲などを替え歌もしくは原曲のまま唄い、地域を練歩く独自の様態が確立している。この頃からだんじり囃子に合わせてうたう唄の事は「曳き唄」と呼ばれるようになった。マイク・拡声器の導入から30年以上経つと言われているが、「伝統を継承した祭りではない」「DQNだんじり」「カラオケ祭り」等の揶揄や批判も少なくない。ただ、この様態も若者を中心に一定の支持を得ており、南河内から周辺へ波及する形で、上地車を曳行する他地域でも「曳き唄」や電飾提灯を導入する地区が徐々に増えつつある(泉北地区の一部など)。
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