暗視野顕微鏡
英訳・(英)同義/類義語:dark-field microscope, Darkfield microscopy
顕微鏡観察法の一つで、光が直接対物レンズに入らず、粒子に回折された光のみが観察できるような光学系を備えている。透過型顕微鏡では観察できないような微小な粒子が観察できる。
実験方法装置単位など: | 放射性標識 放射性炭素年代測定法 放射線 暗視野顕微鏡 最大節約法 最尤法 最近隣法 |
暗視野顕微鏡
暗視野顕微鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 16:58 UTC 版)
試料へ斜めから光をあてて生じた散乱光や反射光を観察する。この方法では明視野顕微鏡とは逆に、視野の背景が黒く、試料が光って見える。通常の光学顕微鏡に暗視野コンデンサーを挿入するだけでこの方法が実現できる。または位相差顕微鏡を調節することでも暗視野法による観察が可能である。物体表面や内部の微細な構造の観察には不向きであるが、可視光の波長よりも小さな物体の存在を高いコントラストで観察することが可能である。
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