春の絵柄付郵便葉書とは? わかりやすく解説

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春の絵柄付郵便葉書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 05:15 UTC 版)

春の絵柄付郵便葉書(はるのえがらつきゆうびんはがき)または、春のおたより郵便はがき(はるのおたよりゆうびんはがき)、とは、1987年(昭和62年)から2002年(平成14年)まで、毎年2月に当時の郵政省郵政事業庁から発売された郵便葉書。愛称は「さくらめーる」。

概要

1949年(昭和24年)発売のお年玉付郵便はがきの商業的成功を受け、1986年(昭和61年)に発売された、夏のおたより郵便葉書「かもめ〜る」(暑中・残暑見舞いはがき)に続き、1987年(昭和62年)に発売[1]

販売開始当初のテレビコマーシャルは志穂美悦子が出演していた。

発売当初、お年玉付年賀はがき(毎年11月1日発売)や夏のおたより郵便葉書「かもめ〜る」(毎年6月発売)と同様、くじ付きで販売されており、くじの模様は緑色で、抽選文字は赤色だった。

1992年(平成4年)から、同年に発売された秋の絵柄付郵便葉書「もみじめーる」(毎年8月発売)とともに、くじなしでの販売となった[1]

しかし、2001年(平成13年)に郵政省が解体、総務省外局、郵政事業庁となり、その後の日本郵政公社へと続く流れ、また電子メールの普及の波を受け、「もみじめーる」とともに日本郵政公社発足前の2002年(平成14年)をもって販売を終了[2][3]

発売から15年での販売終了となった。

その後、2010年に「春のグリーティング」切手シートが発売され8年ぶりに春の郵便関連商品が復活。2012年からは「秋のグリーティング」切手シートの発売も開始されともに現在まで続いている。

関連項目

脚注

  1. ^ a b Wrlz (2012年2月27日). “さくらめーる”. アルバニトハルネ紀年図書館、gooブログ. エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社. 2021年7月19日閲覧。[出典無効]
  2. ^ 葉書野 ウラ (2018年5月9日). “どのくらい知ってますか?日本郵便の廃止された便利なサービス”. ハガキのウラの郵便情報. 2021年7月19日閲覧。
  3. ^ 葉書野 ウラ (2018年5月9日). “「どのくらい知ってますか?今は廃止された日本郵便の便利だったサービスまとめ」を更新しました。”. ハガキのウラの郵便情報(旧)、ライブドアブログ. LINE株式会社. 2021年7月19日閲覧。[出典無効]



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