明治39年以降
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その後は、一般の海軍軍人の階級名が変更される際にそれに伴って変更された。1906年(明治39年)に一般の機関官の階級名が海軍機関中将等に改められたのに伴い、海軍予備員たる機関官の階級名が海軍予備機関少佐等となった。1915年(大正4年)に一般の下士官中の古参の者が特務士官たる海軍兵曹長等とされたのに伴い、予備特務士官としての海軍予備兵曹長・海軍予備機関兵曹長が新設された。海軍予備特務士官は将校・特務士官と同様の分限を有した。 1927年(昭和2年)に海軍予備大佐・海軍予備機関大佐が設けられた。 1937年(昭和12年)に予備特務士官が予備将校に統合された。また、予備兵として、海軍予備一等水兵~海軍予備三等水兵/海軍予備一等機関兵~海軍予備三等機関兵が置かれた。 1943年(昭和18年)に海軍予備員の階級呼称が改められ、階級呼称中から「予備」の文字がなくなり、一般の海軍軍人と同様の階級呼称となった。また、軍装の階級章、帽章も将校と同じとなった。例えば、海軍予備将校たる「海軍予備少尉」は海軍予備将校たる「海軍少尉」となった。
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