明治3年制式とは? わかりやすく解説

明治3年制式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:21 UTC 版)

軍服 (大日本帝国陸軍)」の記事における「明治3年制式」の解説

帝国陸軍初の軍服は、御親兵当時1871年明治3年12月制定された。将校下士卒ともにフランス式紺色地9個ボタン一列の上衣。袴は兵科ごとに色分けされ、歩兵は鼠霜降地に黄色側線騎兵赤地黄色側線砲兵赤地黒色側線となる。帽子全面日章配したケピ帽である。 翌1871年明治4年9月には正装制定され将校通常の軍衣よりやや上衣の丈が長いマンテル採用された。 これらの軍衣は、のちの明治6年制式後も大量にストック残存しており、台湾出兵佐賀の乱西南戦争においても使用されていたことが当時写真絵図から伺える。 1872年明治5年)頃の近衛兵 1872年明治5年)頃の山縣有朋。独自の略装 1875年明治8年当時近衛砲兵将校ら。既に明治6年制式軍衣採用されているにも関わらず着用しているのは明治3年制式である。 西南戦争出征時の兵士ら。こちらも明治3年制式を着用している。 下士卒軍衣着用した兵卒谷村計介

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