昆布巻きかまぼこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 13:12 UTC 版)
昆布を渦巻状に巻きこんだかまぼこで、主に富山県で生産・消費される。富山県におけるかまぼこの基本形態となっており、昆布を用いない場合でも同様の形をしている。それとは対照的に全国で一般的な板付きのかまぼこは地元のかまぼこメーカーではほとんど作られていないし、スーパーでもあまり売られていない。「赤巻」が一般的によく使われるが、(食べ物の色としては避けられるはずの)「青巻」や(色の区別がつかない)「白巻」もある。かつて加賀藩の支配下にあった越中地方(富山県)では地元民の口に入りにくかった魚の代用としてかまぼこが広く食べられていた。同時に富山は昆布の消費量が多い土地柄であり、かまぼこに昆布を巻き込んだかまぼこが生まれた。
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