早稲田大学剣道部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/27 17:11 UTC 版)
早稲田大学剣道部(わせだだいがく けんどうぶ)は、早稲田大学の剣道チームである。慶應義塾體育會剣道部とはライバル関係にあり、毎年早慶戦をしている[1]。
概要
明治30年「九徳館」にて活動を始める。戦前より学生剣道界をリードする存在として、学生剣道連盟の発展に大きく寄与する。剣道の名門として多くの剣豪を輩出し、2010年には全日本男女優勝を成し遂げた[2]。
歴史
- 明治30年 - 剣道部創立。「九徳館」にて内藤高治先生を師範に迎え活動を始める
- 明治35年 - 浮田和民を部長として体育部発足(剣道・柔道・野球・庭球・端艇・弓術)
- 大正14年 - 第1回早慶戦開催。不戦6人で優勝。
- 昭和5年 - 斎村五郎師範と部員25名が満州遠征。
- 昭和6年 - 高野佐三郎師範、南里三省監督の引率のもと和田金次主将以下10名の選手が米国遠征を行う。
- 昭和8年 - 道場落成。
- 昭和18年 - 学徒出陣。早大剣道部員にも全員動員令が下る。戦前最後の早慶戦(第19回)
- 昭和20年 - 占領下、連合国軍総司令部の方針に基づき、文部次官通達は学校における武道教育を禁止。
- 昭和27年 - 占領終結と講和条約の発効。武道禁止の命令が解かれ、撓(しない)競技部として活動開始。
- 昭和40年 -早稲田大学剣道部創立75周年。記念剣道大会が行われる。
- 平成5年 - 東伏見に紺碧寮が完成
- 平成9年 - 創立100周年。
練習施設
早稲田大学剣道場
- 東京都新宿区西早稲田1-6-1 17号館2階剣道場
早慶対抗剣道試合
脚注
注釈
出典
- ^ “早稲田大学剣道部について | 早稲田大学剣道部”. www.waseda-kendo.com. 2025年8月27日閲覧。
- ^ “剣道部”. 早稲田大学 競技スポーツセンター. 2025年8月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 早稲田大学剣道部のページへのリンク