日系スター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:15 UTC 版)
1976年に出演した『ミッドウェイ』では南雲忠一中将を演じた。日本人らしさを出そうと役作りに腐心し、共演した三船敏郎を感心させたという。1970年代からはテレビ作品へのゲスト出演が主となり、しばらくスクリーンから遠ざかったが、1988年の映画『ダイ・ハード』では、人質として命の危機に遭いながらも毅然と振る舞う日系人社長を演じた。 他の日系俳優と同様に、中国人、ベトナム人などアジア人全般を演じることが主であり、ある映画製作者が言ったという「ジェイムズ、もし君が白人なら大スターになっただろう」という言葉が表す通り、ロマンスの主役から冷酷な悪役まで、ハリウッドのアジア観の変化が配役に反映され、キャリアの浮き沈みとなって表れているが、長きにわたって第一線で活躍するアジア系俳優としての存在感を示し続けた。
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