日系アメリカ人のノンフィクション報道(毎日新聞時代)
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「古森義久」の記事における「日系アメリカ人のノンフィクション報道(毎日新聞時代)」の解説
毎日新聞編集委員として毎日新聞夕刊一面に1983年10月から1984年5月まで通算147回、「遙かなニッポン」という題の連載ドキュメントを掲載した。アメリカの各界で活躍する日系米人の歴史と現在を広範囲に追って、ノンフィクション作品として発表した。古森自身が全米各地を回り、100人以上の日系人にインタビューしたという。ロサンゼルス、シアトルなどの日系米人向け日本語新聞計5紙がそのまま「遙かなニッポン」を転載した。連載は1984年9月に毎日新聞から同名の単行本として出版され、その年の大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補作品の一つとなった。その後に講談社文庫ともなる。 古森の「遙かなニッポン」に登場する日系マフィアのケン・エトーの数奇な物語は奥山和由プロデューサー、小栗謙一監督によって映画化され、2008年12月に「TOKYO JOE マフィアを売った男」 として全国映画館で封切りされた。この映画は東北新社とフジテレビジョンの共同制作、原案は古森とされた。
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