日本酒度(にほんしゅど)
日本酒度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:45 UTC 版)
清酒の比重を示す単位。 対象とする清酒を15℃にし、規定の浮秤(ふひょう en:hydrometer)を浮かべて計測する。そのときに、4℃の蒸留水と同じ重さの酒の日本酒度を0とする。それよりも軽いものは+(プラス)の値、重いものは - (マイナス)の値をとる。日本酒度が高い(+の値が大きい)ほど辛口になる傾向があり、味の目安としてラベルに表示されることが多い。より厳密に酒の辛口甘口を示す指標として甘辛度(あまからど)がある。 計量法体系では、日本酒度は次のように定義されている。ここで、清酒の比重は、101325 Paの圧力(標準気圧を意味する。)、4 ℃の条件下で計測したものである。 日本酒度 = (1/清酒の比重 - 1)×1443 これを逆算すると、以下の式も得られる。 清酒の温度を15 ℃にした時の比重 = 1443/(1443 + 日本酒度)
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