日本語版『マンマ・ミーア!』
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「マンマ・ミーア!」の記事における「日本語版『マンマ・ミーア!』」の解説
日本では劇団四季のミュージカルとして、『マンマ・ミーア!』というタイトルで2002年に初演されロングラン公演されている。東京・汐留の電通四季劇場[海]の杮落しとして上演。2005年1月9日から大阪四季劇場の杮落し演目として大阪にて上演されており、大阪四季劇場では2007年2月12日が千秋楽。2007年5月19日より2007年9月30日まで福岡シティ劇場にて公演。その後新名古屋ミュージカル劇場で公演が行われたが、2009年2月28日をもって千秋楽。2010年5月23日に広島公演が開幕(7月19日千秋楽)、2010年8月6日に静岡で開幕、10月10日より仙台での公演が決定。さらに、12月には電通四季劇場[海]で再演(2011年9月4日千秋楽)し、2011年10月からは京都劇場で上演(2012年4月8日千秋楽)されている。 ABBAは、現在に至っても歌詞の翻訳(つまりは訳詞)等を原則認めていないが、このミュージカルにおいては例外として各地の言語に翻訳して上演することを認めている(2009年7月現在、日本語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、中国語等計14言語)。日本語版(劇団四季版)のミュージカル「マンマ・ミーア!」のCDは2014年4月30日から販売されている。 なお、おおむね2002年以降、日本では“Mamma Mia!”を「マンマ・ミーア!」と表記しているが、これは同年劇団四季が日本語版を製作した際につけた同劇団独自のタイトルが普及したことによるものであり、それ以前のカタカナ表記は「ママ・ミア」であった。同名の ABBA のシングルは日本でも「ママ・ミア」と表記している。しかし2002年8月7日、ユニバーサルミュージック、劇団四季、スウェーデン大使館とABBAの曲名「ママ・ミア」の表記について話し合いを行い、その席上、今後のABBAの「ママ・ミア」の表記は全て「マンマ・ミーア」にかわることとなり、ミュージカル「マンマ・ミーア!」と同じ表記にすることを公式に決定した。
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