日本語吹替版についてのエピソードとは? わかりやすく解説

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日本語吹替版についてのエピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 03:21 UTC 版)

フルメタル・ジャケット」の記事における「日本語吹替版についてのエピソード」の解説

出典 吹替版はキューブリック要請製作され劇場公開前提製作されていた。字幕版の製作でキューブリック信頼勝ち取っていた原田眞人演出起用され吹替声優キャスティングには全てキューブリック監修の元、原田自身選定をした。声優陣通常の吹替作品異なり舞台テレビ中心に活躍する俳優キャスティングされている。吹替版は劇場公開見送られることとなったが、キャスティング含め通常のテレビ用吹替の倍以上の制作費をかけていたので、お蔵入りになったことを原田自身も気にはなっていたと語っている。 劇場公開見送られた後、何度吹替版のテレビ放送計画され1991年10月23日水曜ロードショー(TBS)での放送予定されいたものの、直前になって『ダーティハリー5』差し替えられた。その後木曜洋画劇場テレビ東京)での放送計画されていたというがいずれも実現はしなかった。原田によるとキューブリック要請映画使われている放送禁止用語忠実に訳していたため、放送コード引っかかるので放送見送られたのではないか推測している。 ハートマン軍曹の声を吹き替え斎藤晴彦は、当時早口オペラ人気博しており、長丁場セリフが可能という原田判断によりキャスティングされたが、収録時あまりのセリフ長さに「これ以上喋ると喉がつぶれる」と怒ってしまったという。 地上波以外テレビ放送もなく、長らくソフト化もされていない幻の作品となっていたが、関係者マスターテープ発見したことからソフト化企画持ち上がり2017年11月8日発売の『吹替の力シリーズ フルメタル・ジャケット 日本語吹替音声追加収録ブルーレイ』に収録され初のソフト化実現した

※この「日本語吹替版についてのエピソード」の解説は、「フルメタル・ジャケット」の解説の一部です。
「日本語吹替版についてのエピソード」を含む「フルメタル・ジャケット」の記事については、「フルメタル・ジャケット」の概要を参照ください。

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