日本海

品種登録データベース

日本海【ﾆﾎﾝｶｲ】（草花類）

	登録番号	第14116号
	登録年月日	2006年 3月 20日
	農林水産植物の種類	きく
	登録品種の名称及びその読み	日本海 　よみ：ﾆﾎﾝｶｲ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	弓戸正道
	品種登録者の住所	広島県福山市新市町常２－２
登録品種の育成をした者の氏名	弓戸正道
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「夏弓戸」に白色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長は中、茎の太さはやや太、色は緑である。たく葉の大きさはやや小、たく葉の形は深裂せず及び２深裂、葉の着き方は上向き、葉長はやや短、葉幅は中、葉の縦横比はやや小、光沢は中、一次欠刻はやや深、基部の形は円、表面の色は中である。側らいの数は中、舌状花の重ねは八重、花の大きさは大、厚みはやや高、花首の長さはやや短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少はやや少、向きは斜上、主要な形はさじ弁、２次的な形は管弁Ⅰ、花筒部の長さはやや短である。外花弁の長さはやや長、幅は中、花弁先端の形は丸、弁舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は黄白（JHS カラーチャート2901）である。管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性は早である。「精雲」及び「精の進」と比較して、舌状花の主要な形がさじ弁であること、２次的な形が管弁Ⅰであること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成12年に育成者のほ場（広島県福山市）において、「夏弓戸」に白色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。