日本政府の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 23:57 UTC 版)
日本社会党副委員長だった山本政弘が1975年当時、社会党機関紙局長として訪朝した。ちょうどその時に「松生丸事件」が発生して深刻な事態となり、北朝鮮に拿捕された漁船の乗組員帰還をめぐって厳しいやりとりをした。山本は、北朝鮮当局者に対して乗組員を返すように徹底的な交渉を行なったが、当初は強い拒否にあった。会談は決裂して山本らは日本に引き揚げるつもりだった。荷物をまとめて帰ろうとする直前に、一転して「遺体と生存者全員の帰国」を約束させて1人当たり2万ドルの弔慰金を出させたという。
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