日本国外や国内市場への配慮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:55 UTC 版)
「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」の記事における「日本国外や国内市場への配慮」の解説
格闘ゲーム部分の制作はカプコンの主導で行われたが、ムービー部分では「ハルクに向かってクリスが銃を撃たないようにする」など、マーベル側からの細かな要望を極力受け入れている。また、日本国外展開を重視した配慮もあり、容姿が全裸に近いフェリシアは日本国外公式サイトでは対戦動画は一切紹介されず、キャラクター紹介でも一人だけバストアップになっている。ムービーでもカメラワークを利用し問題となる箇所を絶妙に隠している。 制作発表から小出しに発表されていった、参戦キャラクターの公開順にも細心の注意が払われている。スパイダーマンはアメリカのイベント会場で発表したいとマーベル側から打診があったが、日本のライトユーザー層を取り込むには不可欠と判断され東京ゲームショウ2011で発表された。 『MvC』シリーズは国内よりも日本国外人気のほうが高く、日本国外では未だに『MvC2』の大会が開催されるなど、売り上げに関しても比較にならない差がある。だが、新妻は「カプコンは日本の会社であるため、日本の市場を軽視する訳にはいかない」と語っており、FACTの楽曲「attack me if you dare」とタイアップして日本独自のCMが放送されるなど広報にも熱が入っている。
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