日本以外での有害図書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 21:52 UTC 版)
「青少年有害社会環境対策基本法案#日本以外の国における青少年保護法制」も参照 アメリカ合衆国 アメリカにおいては1996年に児童に悪影響を与えるとして、インターネット上でのポルノ画像の配布を禁止する「通信品位法」成立申請書を合衆国最高裁判所に提出したがレノ対アメリカ自由人権協会事件で、アメリカ合衆国憲法違反により無効になっている。 カナダ カナダでは、ラディカル・フェミニズムのポルノ敵視の思想の影響で、性行為が一切描かれていない本でも人を性的に侮辱する表現があるように思われる書籍(児童への性的虐待の問題提起をする本を含む)が禁止されている。同じラディカル・フェミニズムのポルノ敵視の思想は、ドイツ、フィリピン、イギリス、ニュージーランド、スウェーデンに影響を与えている。 ドイツ ドイツでは、青少年保護法により「戦争を賛美するもの」なども有害図書とされ青少年に対する提供、販売、広告が禁止されている。また、ナチスに関係する物事・人物などを描くものは内容に関わらず検閲対象となる。 ニュージーランド ニュージーランドでは、政府映像審査機関によりアメリカのPCゲーム「ポスタル」がマイノリティに対する差別的な表現やジェノサイドの表現が含まれている為、発売禁止処分となった。また、日本のアニメ作品『ぷにぷにぽえみぃ』が過激な性的描写を含むポルノ作品だと判断され、発売禁止処分となった。
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