日本以外での現人神信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 21:42 UTC 版)
代表的な例として、ネパールのカトマンズでは特定の条件下で生まれた幼女を現人神(クマリ)として崇め神輿に乗せて練り歩くが、彼女が初潮を迎えると神としての力を失うと信じられている。1950年代のジャマイカで発祥したラスタファリ運動においてはエチオピア帝国皇帝ハイレ・セラシエ1世をその存命中からジャーと一体の存在とみなし、信仰の対象としている。チベット仏教はダライ・ラマを生き仏(即身成仏ではなく、文字通りの生きた人間が仏陀と認定されている)として拝む。バヌアツ・タンナ島のヤオーナネン村ではカーゴ・カルトの一種としてエディンバラ公爵フィリップ王配が「山の精霊の青白い肌をした息子」であると信じ崇拝するフィリップ王配信仰が存在した。
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